いざ独自ドメインを決めようと思っても、なかなかいいアイデアが浮かばないのではないでしょうか?
あと、.comとか.jpとか.netとか山程ありますよね。中には見たこともない.xyzなんてものも。
これもどれにすればいいか、迷ってしまいますよね。
ドメインの決め方で気にしたいこと
実はドメインは前と後ろの2箇所に別れています。
まずは、前の部分についてお話していきます。
ブランディングを大切にしよう
今後、インターネットビジネスをしていく上で、必ずと行っていいほど耳にする「ブランディング」
横文字で具体的に何のことなのか、わかりにくいと思うかもしれませんが、「個性」だと思えばわかりやすいでしょうか。
「〇〇といえばXX」という感じのもので、世間一般についている印象であったりイメージであったりです。
例えば、「ハンバーガーと言えば?」という問に対して「マック」という答えが出てくれば、マックのブランディングはハンバーガーということになります。
つまりビジネスにおいて、こういうイメージを多くの人に認知されるということは、それだけその分野で強いということになるわけです。
ですので、あなたが今後展開してくインターネットビジネスでも、例えば辛口アイドル批評というジャンルであなたのブログが有名になれば、それだけファンが居るということにもなりますし、新しいアイドルが出てきたときにあなたの意見が聞きたいと期待してくれる人が多くアクセスしてくれることなるわけです。
はじめから有名になることは無理ですが、将来的にこういうスタンスでやっていこうという基本部分を決めておいたほうが、やりやすいですし、ファンもつきやすいわけです。
ですので、ドメイン名もそのスタンス(=ブランディング)にあったもの、少なくとも的外れではないものを選びたいところです。
サイト名をドメインに
ブランディングの方向が決まっていれば、それにあったサイト名になると思います。
そしてサイト名をそのままドメインにするというのは、覚えてもらいやすいですし、オススメな手です。
ただし、注意が必要なのは文字数。
ドメインは基本、アルファベットと数字表記になります。
日本語でもできないはないですが、あまりオススメはしません。詳しくは後ほど、説明します。
その場合、日本語でつけたサイト名をローマ字変換することになるので、長くなってしまう傾向があります。
あと、ローマ字変換した時のつづりが今ひとつ、ということもありますので、そこは好みになってくるのかな、と思います。
自分の名前、HN、ニックネームでもいい
ブランディングはサイトだけではなく、運営しているあなた自身にも必要です。
となると、運営者であるあなたの名前やニックネームをドメイン名にしてもいいと思います。
サイトというよりも運営者のほうが有名になって、その名前がひろく知られることになることもありますので。
特化ブログなら扱うジャンルをドメインに
取り扱うブログが特化といって、限られたジャンルのものを攻める場合、そのジャンルをドメインにするというのもいいアイデアです。
例えば犬に関する特化サイトであれば「dogfriendhome」だとか、星や天文に関する特化サイトであれば「starstory」とかいった具合です。
インパクトがありますし、覚えてもらいやすいですので、ブランディングにもぴったりです。
ドメイン名をきめるときに気をつけること
逆にドメイン名を決める時、気をつけたい、できれば避けたいことを紹介します。
長さに気をつける
ドメイン名の長さに気をつけましょう。
ダラダラと長いと、打ち間違いもありますし、見づらくてなんて書かれているか分かりづらいという欠点があります。
kazokuwoyuusennsuruseikatu.com
どうですか?
サイトの副題、「家族を優先する生活」をそのままローマ字にしてドメイン名にしてみました。
一瞬ではなにが書かれている、わかりませんよね。
コピペすれば問題ないでしょうが、このドメイン名を見ながら新しくアドレスバーに打ち込むことを考えたら、めんどくさいですし、打ち間違いで、別のサイトに飛んだ日には、どこが間違っていたかなんて見直したくもないですよ。
よほど「HappyFamilyLife.com」とか「HFL.com」とかのほうが楽ですよね。
日本語にしない
ドメイン名を日本語にすることができます。
少し前に流行ったと思いますが、定着しませんでしたよね。それにはきちんとした理由があったのです。
インターネット内では日本語表記を処理する事はできないので、自動的に日本語表記をアルファベットと数字、そして記号に変換してアドレスを処理しているんです。
具体的にどういうことかというと、「名前.com」とドメインをした場合、本当のドメインは「xn--ldr85b.com/」となっています。
これは「名前」という二文字だからこれくらいの長さになりましたが、文字数が増えれば、アドレスももっと長くなり、全く関連性のないアルファベットの羅列になってしまいます。
ブログの集客でSNSによる拡散は非常に有効な手段の一つです。
が、アドレスが長くなり、しかもわけのわからない文字の羅列ということになると、いかがわしさが半端なくなってしまい、怪しげというありがたくないブランディングがついてしまう可能性もあります。
日本語のドメイン名は避けたほうがいいと思います。
Googleが推奨していること-記号について
ドメインに利用できるのはアルファベットと数字、記号といいましたが、使用する記号は「-(ハイフン)」だけにしましょう。
その理由はずばり、Googleがそう推奨しているから。
Googleのサービスであるアドセンスでお金を稼ごうとしているわけですので、Googleがこうした方がいいですよ、と公言していることは素直に従ったほうが無難です。
そのうち、規約変更で「-(ハイフン)」以外の記号を使っているドメインはアドセンスのサービス対象外とでもなったら目も当てられませんから。
ドメインの後ろ、トップレベル・ドメイン
続いてドメインの後半部分、トップレベル・ドメインについてお話していきます。
こちらは使用できるものが限られており、自分でかってに作り出すことはできません。
インターネットが開発された当初の昔からあるものは「.com」「.net」「.org」で、日本でよく見かけるのは「.jp」であったり「.co.jp」というトップレベル・ドメインではないでしょうか。
近年になり、更に種類は増えて「.info」とか「.biz」とか「.cc」や「.tv」や「.mobi」、はてには「.xyz」なんてものもあったりします。
それぞれに属性みたいなものがあり、例えば「.org」であれば、政府や組織、非営利団体などが使用しているという傾向があります。
やはり、昔からある「.com」「.net」「.co.jp」などが信用が高いと言えるのではないでしょうか?
「.xyz」などは、レンタル料も安いのですが、やはり見かけないトップレベル・ドメインですので、クリックするのが怖かったりするのではないかと思います。
ある程度、個人の好みですが、世間一般に思われている印象なども考慮に入れて、選択したほうがいいでしょう。
ドメイン名決定後の変更は可能?
ドメイン名を決めて取得したあと、変更は可能なのでしょうか?
結論からいいますと、変更はできません。新たに取り直すしかないのです。
ですので、ドメイン名を決めるときには非常に慎重にいきましょう。
ドメイン名を決める段階で、すでにどんなブログにしていくか決まっていれば、そのサイト名やジャンルにあったドメイン名にすればいいのですが、あとで変更するということなったとき、ドメイン名とサイトの内容が合わないとおかしくなってしまいます。
例えば犬に関してのブログを作ろうとドメイン名を「dogfamily.net」としたのに、数カ月後、方向修正して扱うジャンルをスイーツの紹介とした場合、「dogfamily.net」ではおかしいですよね。
この場合、あとで変更しても差し障りのないような、ありきたりなドメイン名にしておくことをオススメします。