インターネットビジネスをしているとたくさんの文章をコンピューターで作成していくことになります。
そんなとき、とても便利な機能が「コピー&ペースト」
通常「コピペ」と呼ばれるこの機能にお世話になっていない人はいないでしょう。
とはいえ、この「コピペ」、なかなか使い勝手が不便だと感じるときはありませんか?
そんな「コピペ」を飛躍的に使いやすくしてくれるフリーソフト「Clibor」を、今回は紹介したいと思います。
Cliborの説明とインストール方法
「Clibor(クリボー)」は、コピーしたものを履歴として覚えてさせておくことができます。
そしてさらに、その履歴の中から必要なものをペーストすることができるようにもします。
たったこれだけのことですが、「Clibor」が使えるのと使えないのとでは作業効率に雲泥の差が出てくるのです。
例えば、Ctrl+Cでコピーした文章や文字を、Ctrl+Vでペーストしようとして、誤ってCtrl+Cを押してしまったら。
記憶させておいた文章や文字は消えてしまい、またコピーしたい部分をコピーするところからやり直さなくてはいけません。
ところが「Clibor」を使えば、
履歴にさえ残っていれば、どんなに古いものでもペーストすることができます。
こんな便利な「Clibor」、絶対に使わない手はありません。
インストールの方法
「Clibor」のインストールを説明していきましょう。
1. 「Clibor」をダウンロードします。
ダウンロードはこちらのページからどうぞ、
ダウンロードをするとzipファイルが入手できますので、そのファイルを解凍してください。
zipファイルの解凍は、通常ウィンドウズにすでにインストールされていますので、クリックするだけでOKです。
が、もしうまくいかないときはこちらの解凍ソフトを使ってみるのをオススメします。
Cliborの使い方とオススメ設定
「Clibor」をインストールできたら、コンピューターを起動させるたびに自動的に「Clibor」が使えるようになっています。
Cliborの使い方
使い方を説明します。
デフォルトでは「Ctrl」キーを二回押すとこれまでコピーをしてきた履歴の一覧が記載された「クリップボード」が表示されるようになっています。
ペーストさせたいものにカーソルをあわせてクリックするか、Enterを押すとペーストされます。
オススメ設定
デフォルトのままでもいいのですが、使いやすいように設定を変更してみてはいかがでしょうか?
1. インターゲージの中の「Clibor」のアイコンを右クリックします。
2. ポップアップウィンドウが表示されますので、「設定」をクリックします。
これから解説していく設定画面は、僕が使っているバージョン2.0.2版のものです。
バージョンが異なる場合は、表示が異なる場合がありますので注意してください。
それではオススメ設定を紹介しましょう。
クリップボード
クリップボードに保存できる履歴の件数を増やしましょう。
デフォルトではクリップボードに36件、3ページまでの108件が保存され、古いものは消されていくようになっています。
僕は表示件数の36件はそのままに、5ページ目まで保存されるように180件としています。
最大で10,000もの件数を保存できるのですが、そこまであっても使い勝手が逆に悪くなるのではないでしょうか(笑)。
画面表示制御
画面表示制御では2つの部分を変更しています。
1. 「マウスのホイールでページを切り替える」にチェックを入れています。
ここにチェックを入れていない場合、ページの切り替えは、クリップボードが表示された状態で、マウスのアイコンを一番上の「クリップボード」にあわせて「Enter」を押してすることになります。
でないとマウスのアイコンの位置に反応して履歴の何処かにカーソルが出てしまい、その状態で「Enter」を押すと、反応している文字がペーストされてしまうからです。
マウスにホイールがある場合は、ページの切り替えにホイールを使うほうが何かと便利ですので、ぜひ、使ってみましょう。
2. 「メイン画面の表示位置をキャレットの位置にする」にチェックを入れています。
キャレットとは、文字を打つ際に点滅している「|」のことです。
画像で説明すると、
となります。
クリップボードを表示させる位置は、デフォルトのままだと、マウスアイコンのある場所に出現します。
どちらが使いやすいか、個人の好みという部分が大きいのかな、と思います。
僕はデフォルトのままで使っていて、最近、キャレットがある場所に出現するようにしました。
正直、慣れれば、どちらでもいいのではないか、というのが今の所の感想です。
まとめ
・「Clibor」のインストール・使い方はとても簡単。
・コピペ作業の効率が飛躍的に上がること間違いなしです。
・設定変更で更に使いやすくカスタマイズすることができます。
さらに、この「Clibor」の作者が運営している「Clibor」の説明サイトがとても詳しいのも嬉しい特徴です。
こんな使い方もありますよ、というページはまさに目からウロコ、ですので、一度は訪問してみてください。
「Clibor」の他にも、僕がおすすめしているフリーソフトがあります。
おすすめフリーソフト8選についての紹介は、こちらの記事を参考にしてください。
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