アドセンスブログを始めた人によくありがちですが、最初は

    記事が書けない
    ネタがない

と作業が進まずに、悩んでいる時間が多くなってしまいます。


また、書けたとしてもニュースネタの焼き増しのようなタイトルや記事になってしまう。

結果的にアクセスがこない、というのもよく見かけられますね。


これって、ブログ初心者にあるあるのよく陥りやすい穴なんですよ。


今回はアドセンスブログの記事を書く際の考え方具体的な例を紹介していきます。

記事の感想はいりません


アドセンスブログでアクセスを集めるということを理解していない人がやってしまう、よくある記事作成のやり方を、順序立てて見てみましょう。

    ・例えばヤフーニュースで新しいニュースが発表されます。
            ⇓
    ・その見出しを見て、「えっ?!、そんな事が起こったの!」と個人的に驚きます。
            ⇓
    ・続いて、その見出しとほとんど同じのタイトルで、記事を書き始めてしまいます。
            ⇓
    ・記事内容は、そのニュースを短くまとめたものと、個人的な感想をくわえます。
            ⇓
    ・これで1記事完成。ブログにアップしてアクセスを待ちます…。

どうでしょうか?


同じことをしているな、と身に覚えありませんか?


残念ながらこれでアクセスを待っても、まず報われません。

一体何が悪いのでしょうか?

読者目線で考えてみよう


「最新ニュースを見て、個人的に驚く」のは、記事を書くための第一歩になります。

こういった感情の動きが大きければ大きいほど、他の人も同じようなリアクションを取っている可能性が高い=アクセスが見込める、ということになるからです。


ところが次の一手がよろしくありません。


そのニュースを「あなたが他に伝えたい」という思いが強くなり過ぎています。

まるで友達同士の会話のように、「ねえ、あのニュース見た?」という感覚。


アドセンスブログの記事を検索して読みに来る人は、すでにそのニュースを知っています。

知っている人は知っているニュースを読みたいと思いません。


では、何が知りたくて検索するのか?

まさにそこを考えないといけないのです。

どんなことが疑問として浮かぶ?


ニュースネタのタイトルを見てどんな疑問が浮かぶのか?

これが次に取るべきな考え方なのです。


疑問をいくつかはっきりと意識させて、そのニュースネタの記事を読んでいきましょう。

その記事を読んで、疑問の答えが見つかったのであれば、それはブログ記事にはなりません


すでに答えが出ているのに、それ以上、答えを探して検索する人はいないからです。


逆に疑問が解決されなかったことは、ブログ記事にする価値があります

そこから次のステップにはいりましょう。

ライバルリサーチに時間をかけよう


次にその疑問を自分で検索します。


そして検索結果から、すでに他の人によってその疑問の答えが出されているか、を調べるのです。


もし検索したキーワードで書かれた記事が少ない場合

上位表示される可能性が高いです。早速記事を書いてアップしましょう!


もし検索したキーワードですでに記事がたくさんある場合

それぞれのライバルサイトを開いて、内容を確認していきます。

そして記事を書いて勝負にいって、勝てるかどうかの判断をしましょう。


今後、記事作成に慣れてくるとこの「ライバルリサーチ」のほうが、ネタ探しよりも重要になってきます。


ライバルリサーチのやり方についても詳細はこちらの記事を参考にしてください。

具体的にやってみると

言葉で説明しても難しいので、実際にやってみることにしましょう。


2019年1月22日 ヤフートップページです。

最新ニュースで時事ネタの一番上のニュースを見てみましょう。

ちなみに政治関連の記事はライバルが少ないので狙い目です。


難しいし分かりづらいと敬遠しがちですが、だからこそライバルが少ないというメリットが。
また、難しいからこそ、簡単に説明できれば、多くの人から感謝されます。


記事を開いてみると、こんな感じでした。




ここで目に付いたのは3つ。

    「毎月勤労統計調査の不正」
    「事務次官」と「審議官」
    「訓告」と「減給」

です。


「毎月勤労統計調査の不正」は数ヶ月前からニュースになっていますので、記事にするとしても、いまさら感が無きにしもあらずです。
とはいえ、アクセスが来るかどうかは、ライバル次第

今まで興味がなかった人が、たまたま見て、このニュースってどういうもの?と感じるかもしれません。ライバルが少なければ、そういった人のアクセスを見込むことができます。


逆に、すでにライバルが多ければ、あえて記事にすることはない、という判断になります。


続いて「事務次官」と「審議官」


国家公務員の肩書ですが、有名な割に詳しくは知られていません
特に上からの肩書の順列や、会社組織の肩書に置き換えるとどれに当たるのか、といったものが疑問として浮かびます。


最後に「訓告」と「減給」

どちらも処分のことですが、

    「減給」はともかく「訓告」って一体具体的にどういう処分なのか?

と思いませんか?


ちょこっと調べただけでも公務員の処分については法律に基づいた、

    「免職(懲戒、諭旨)」
    「停職」
    「減給」
    「戒告」

という処分と、

    「訓告」

という職務規定に記された処分がある事がわかりました。

が、更にわかりにくい言葉が増えただけですよね。


ですので、ここらへんをきちんとまとめて説明するだけでも記事になるかと思います。


あと、ここで更に気がついたのは、

    「事務次官」と「審議官」の処分が「訓告」
    「担当幹部」の処分が「減給」

と、担当幹部の方が重い処分を受けているという一文


ここについても、記事でなぜか、という疑問に答えられるといいかもしれません。


このような感じでニュースに対して記事ネタを絞っていきます。

そしてある程度まとまった記事ネタに対し、ライバルリサーチを行い、上位表示が取れそうかどうか、を判断するという手順に移っていくわけです。


ライバルリサーチの結果、思いついたキーワードでは上位表示が難しい、ということになれば、別の言い回しができないかどうかを考える「ずらし」テクニックを使って、別のキーワードを探し、そのキーワードで再度ライバルリサーチを行います。


キーワードのずらしテクニックに関してはこちらで詳しく紹介しています。
よろしければ、参考にしてください。

まとめ


・ニュースサイトで見つけた記事ネタの内容ではなく、疑問点の有無を考えましょう。
・ライバルリサーチをして上位表示が取れるかどうかを重視しましょう。
・ライバルが強ければキーワードの「ずらし」テクニックを使ってみましょう。


一言に「記事を書く」といってもどうしたらいいのか、なかなか分かりづらいと思います。


特に「記事を書く」という言葉だけですと、ブログ記事作成に特に慣れていない初心者には、

    選んだニュースを誰かに伝える記事

に陥りやすくなってしまいます。


そうではない、ブログ記事独特の記事作成コンセプトを今回で、理解していただけたのではないでしょうか。


この記事があなたの手助けになったのであれば、嬉しいです!

ご質問や感想などありましたら、お気軽にご連絡くださいね。