サーバーとドメインを取得し、WordPressもインストールして、テンプレートも完了!

さあいよいよブログに記事を書いていって、お金を稼ぐぞー!と意気込んでいるあなた。

ちょっと待ってください。まだ記事を書き始める前にやっておかないといけない作業が残っています。

それはパーマリンク設定の最適化。

パーマリンク?何それ?ですよね。

今回はパーマリンクについて解説し、どうやって設定するのが最適なのかを解説していきます。

「パーマリンク」って何?

パーマリンクって何のことだかわかりませんよね。

コンピューター用語で作られた言葉ですので、英語の単語としても存在しません。

簡単に説明すると、WordPressで新しく作られた記事や固定ページの個別のアドレスのことです。

例えばこのページのアドレスは、

takmo101.com/wordpress-permalink

となっていますが、後半の「wordpress-permalink」部分がパーマリンクと呼ばれるものになります。

実はこのパーマリンク、WordPressをインストールしてそのままの初期設定で記事を投稿すると、「?P-111」といった記号になってしまうのです。

パーマリンクが記号だと不都合?

パーマリンクが記号だと問題あるのでしょうか?

大きな問題はないように思われるかもしれませんが、じつは記号のままではかなりまずいのです。

というのも、ブログをはじめる理由はGoogleのアドセンスサービスを使って、お金を稼ぐことですよね。
そのGoogleがパーマリンクについて、このような立場を示しているのです。


「引用:Google Search Consoleヘルプより」

なんとなくわかりにくい日本語かもしれませんが、要約すると、URLはシンプルかつ内容がわかるようなものにしましょう、ということです。

ですので、記号や数字だけの表示では一体どんな内容の記事なのか、わからないので好ましくない、となるわけです。

パーマリンク設定の最適化方法

それではパーマリンクを最適化していきましょう。

1. WordPressの左一覧にある「設定」をクリックし、開いたウィンドウの中の「パーマリンク設定」をクリックします。

2. 共通設定に表示されている一覧の中から「カスタム構造」を選択します。


そして赤丸の中に、

「/%postname%-%post_id%」

または

「/%category%/%postname%/」

と入力してください。

「/%postname%-%post_id%」はタイトルにID番号が付く形のパーマリンク、

「/%category%/%postname%/」は選択したカテゴリーにタイトルが続く形のパーマリンクになります。

ボクが「/%postname%-%post_id%」としている理由は、IDを入れておくことで後々の記事管理が便利になることがあるためです。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

「リンクカード:パーマリンクにID番号を入れておく理由を解説」

3. 設定の変更が終わったら、画面の一番下にある「変更を保存」を忘れずにクリックしてくださいね。

これをしておかないと変更したことが反映されませんので、気をつけてください。

4. 変更がきちんとされているかどうか、確かめてみましょう。

新規投稿で試しに「テスト例」とタイトルを入力してみます。

すると画像のようにパーマリンクが「テスト例-623」となっていますね。

パーマリンクの右側にある「編集」をクリックして「テスト例」となっている部分を変更しましょう。

日本語のパーマリンクはダメなの?

なぜ「テスト例」を変更しないといけないのでしょうか?

日本語のままだととても見やすくて都合がいいように見えますが、実際にはこの日本語はインターネットの世界ではアルファベットと記号、そして数字に置き換えられているのです。

アドレスをコピペしてみると一目瞭然。

「テスト例」は「%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E4%BE%8B」となっているのです。

これでは誰が見ても内容がわかるパーマリンクではありませんよね。

最適化するには「テスト例」を「Test-example」とするのがいいでしょう。

面倒かもしれませんが、パーマリンクの編集は、新しい記事を作成する度に必要になる作業です。

でも面倒がらずに毎回、最適化していきましょう。
後でまとめて、ということはくれぐれもしないでください。

後でパーマリンクを変更できないの?

厳密的にはパーマリンクを変更することはできます。

しかし、変更することはいくつかの不都合な事態を招くので、絶対にしないほうがいいです。

SEOがリセットされる

パーマリンクを変更すると、全く新しい記事として認識されてしまいます。
つまり、これまであげてきたSEOのポイントがゼロに戻ってしまうのです。

これによって上位表示していた記事の優先順位が下がってしまうことも起こってしまいます。

SNSのシェア回数もリセットされる

これまで貯めてきた「いいね!」もリセットされ、ゼロに戻ってしまいます。

内部リンクの変更をしないといけない

関連記事同士を内部リンクもパーマリンクを変更したら、それに合わせて変更しないとリンク切れになってしまいます。

記事の数量にもよりますが、一つ一つ内部リンクがきちんとつながっているかどうかを確認するのは、かなりの時間を使ってしまう作業になるでしょう。

そんな作業に時間を使うのであれば、新しい記事を作成することに時間を費やしたほうが、よっぽど有意義です。

このように、パーマリンクを後から変更することは避けたほうが良いでしょう。

ブログを始めた早い段階で、パーマリンクは最適化をしておくことをオススメします。

次の作業は「運営者情報」と「プライバシーポリシー」をサイトに加えることです。
きちんと自己紹介をして、サイトの信用度を高めましょう。