Gmailをご利用の方は多いと思いますが、今回はGmailで受け取ったメールをきちんと整理していく方法を解説していきます。

Gmailにはフォルダー機能がないので、Outlookなど、他のメールの送受信や管理に慣れていた方がGmailを使用するとなると、メールの管理方法に戸惑ってしまうかと思います。

かくいう僕もそうでした。

この「ラベル」機能と「フィルター」機能を知るまでは、何千というメールが受信トレイに溜まってしまい、いざ必要なメールを探し始めると見つからないことが何度もありました。

そんな昔の僕のように、時間を無駄に使わなくて済むようこの「ラベル」機能と「フィルタ」機能をマスターしましょう。

「ラベル」機能の使い方


「ラベル」機能を一言で説明すると「フォルダー作成とそのフォルダーの名前設定」です。

ラベル作成の方法を解説します

1. Gmailにログインし、開いた画面の右上あたりにある「歯車」マークをクリックし、でてきたウィンドウの中の「設定」をクリックしてください。

2. 設定画面が開きますので、「ラベル」タブをクリックしてください。

3. ラベルの画面がタブ一覧の下に開きますので、カテゴリーの下にあるラベルの「新しいラベルの作成」をクリックしてください。

4. このようなウィンドウが現れます。

赤矢印の欄にラベルにつけたい名前を入力してください。

例としてここでは「メルマガ」と入力し、「作成」をクリックしてみます。

するとカテゴリーの中に「メルマガ」という新しいラベルが加わります。

5. ラベルでまとめたメールをさらに分けたい場合、青矢印欄に親となるラベルを設定することができます。

例として先に「コミュニティ」というラベルを作成した後、さらに「グループA」というラベルを作成する場合を見てみましょう。

新しいラベル名を入力してくだい」に「グループA」、「次のラベルの下にネスト」に「コミュニティ」と入力します。

この場合、必ず「次のラベルの下位にネスト」にチェックを入れておいてください。

作成」をクリックしてください。

カテゴリーを確認すると「コミュニティ」の下位に「グループA」というラベルが存在するようになっています。

このようにしてまとめたいメールを振り分けるラベルを作成していきます。

「フィルタ」機能の使い方

続いて作成したラベルにメールを振り分けるための条件「フィルタ」を設定していきましょう。

1. フィルタの設定もラベルの設定同様、Gmailの開いた画面の右上あたりにある「歯車」マークをクリックし、でてきたウィンドウの中の「設定」をクリックしてください。

2. 設定画面が開きますので、「フィルタとブロック中のアドレス」タブをクリックしてください。

3. フィルタ設定画面が開きますので、「全ての受信メールに次のフィルタが適用されます」に欄にある「新しいフィルタを作成」をクリックします。

4. 次にフィルタの条件を設定していクために整理したいメールの条件を入力していきます。

一番よく使われる条件は送り主のメールアドレスを「From」欄に入力する方法でしょう。

もう一つの方法として、Gmailのエイリアス機能を利用し、受け取るメールアドレスを変えておいて、フィルタ分けの条件にする方法もあります。

「エイリアス機能」についてはこちらを参照ください。

条件を設定すると右下にある「この検索条件でフィルタを作成」がクリックできるようになりますので、そちらをクリックして次に進みます。

5. 続いて次の設定を行います。

ここではフィルタ分けしたメールをラベルに振り分けるようにしたり、受信トレイに残らないようにしたり、既読にしたりすることができます。

6. ラベルを付ける場合は、振り分け先のラベルを選択する必要があります。

新しくラベルを作ることもできますし、既存のラベルに振り分けることもできます。

ラベルを付けるにチェックを入れた後、「ラベルの選択」をクリックすると選択画面が現れますので、振り分けたい先をクリックしてください。

例として振り分けたい先のラベルを「メルマガ」とした場合、このように表示されます。

また、振り分けたいメールが複数ある場合は「一致するスレッドにもフィルタを適用する。」にチェックを入れておいてください。

全てOKであれば「フィルタを作成」をクリックして完了です。

まとめ

・Gメールではラベル機能を使ってまとめたいメールの集め先を作ります。

・フィルタ機能を使って、集め先に特定のメールを集めます。

・エイリアス機能と組み合わせて使うことでより詳細にメールを分けることができます。

Gmailは「ラベル」機能と「フィルタ」機能を駆使することで劇的に管理がしやすくなります。

それに加えて「エイリアス」機能をあわせて使うことで、同じアドレスから送られてくるメールの仕分けも可能になりますので、ぜひ、使ってみてください。



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