他人と比較して落ち込んでいませんか?
これは僕の悪い癖の一つでもあります。
妙に他人の目が気になってしまうこと。
恥ずかしながら他人から、すごいですね、と言われたいという欲があるのです。
しかし、僕の場合、すごいと思われたいくせに、それに見合った努力ができていない…。
質が悪いなぁ、と思っています。
こういう性格でいると、いいコミュニティに参加しても価値が半減してしまうのですよね。
自分の性格が災いしているので、100%、僕に非があるのはわかっているのですが…。
しかしどんな失敗でも成長につながります。
コミュニティに参加したことでより強く、この性格の弊害を意識できました。
そして改善するべく意識して、日頃からの考えを直していくことができたのです。
今回はそんな僕の体験談のお話をしていきたいと思います。
異なったバックグラウンドの相手と比べることの無意味
僕がコミュニティに参加したとき、全くのゼロからスタートでした。
それまで自分でサイトを作ったことも、他の人に読ませようと記事を書いたこともありません。
参加したコミュニティにはそれこそ千差万別の人たちがおられました。
すでにビジネスに取り組んである程度の成果をあげていて、更に高みを望むために参加した方。
取り組んでいるものの頭打ちになってしまい、自力でできないため、助けを求めて参加した方。
もちろん僕のようにゼロからスタートの方もいらっしゃいました。
そしてコミュニティが始まると
・行った作業量の報告
・上がった成果や報酬の報告
が度々なされていきます。
そうやって、アウトプットすることでより成長をうながすという効果があります。
そのために、日々の報告をメンターが奨励していたのでした。
やはり初心者よりも、実践者のほうが報告をきちんとされていたのです。
そして、すでにある程度の経験があるためか、コミュニティが始まってメンターに軌道修正を少ししてもらうだけで、短期間のうちにどんどん成果が上がり始めました。
そういった方たちの書き込みは、
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・作業量
・アクセス数
・報酬
と、ゼロからスタートの僕にとってはまるで雲の上のような数字が並んでいました。
僕はアドセンスでグーグルから承認を目指している状況でしたので、その差は当たり前です。
そんな状態で比べるほうがおかしいと、今ではわかります。
が、その当時はそんな事はわかるはずもありません。
ただただ、皆さんが発表される成果に圧倒されてました。
そして、それに比べて自分は、と落ち込んでいたことを思い出します。
しかし、言ってみれば僕は小学校に入学したての1年生。
対して成果を上げている先輩方は3年生、4年生、人によっては卒業間近の6年生です。
そんな人達に入ったばかりの1年生がどうやって背伸びしても張り合えっこないことは、当然なんですよ。
バックグラウンドの違いは成長スピードの違い
さらにコミュニティに参加された方たちはそれぞれ状況が違っています。
ですので、成果を出さなくてはいけない期限も自ずと違っていたのでした。
僕でいえば、成果は早く出したいけど、無理でも来週や来月に露頭に迷うというような切羽詰まり方はしていませんでした。
更にいえば、コミュニティが終了して、参加費用が無駄になっても、その時、家族が路頭に迷うというような経済状態でもありませんでした。
しかし参加者の中には、ここで成功しなければ、経済的にヤバイという方もおられたようです。
来年、子供の進学があり、その費用を稼ぐ必要があるという主婦の方がいたのを覚えています。
これだけ状況が違うと、例えば僕とその主婦の方とでは、ビジネスを取り組む姿勢に違いが出てくることは明白です。
その主婦の方は、それこそ来年までにかなりのまとまった金額を稼げるようになっていないと、それこそ本当に大変なことになるわけです。
一方で僕は、お小遣い程度に副収入が稼げるようになっていればラッキー、という気持ちで取り組むことができたわけです。
そうなってくると、成長スピードも違ってきますよね。
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主婦の方は何が何でも成長しないといけない。
僕はそこまで成長しなくてもやっていける。
そんな中で成長に差が出てくるのは当たり前です。
そのことを考えずにただ、成果を上げるまでの期間が誰より短かった、長かったというのは、あまりに意味がないと思いませんか。
意識して取り組んだこと
こうして僕は、成長スピードは個人によって異なることに気がついたのでした。
それ以降、他の人よりできていなくても極力、気にしないようにしました。
だって、できないものはできないのですから。
また、他人がどれだけ成果を上げても、それはその人のこれまでの経験があっての結果です。
同じような経験をつまないと同じような成果を上げることはできません。
その変わり、先輩方の成長の過程を気にするようにしました。
将来、自分がそのレベルに達したとき、
の目安にしたのです。
つまり、成長の変化を見て、このレベルからでもここまで行けるようになるんだ、というような、将来の自分に対する希望のガイドラインとして接するようにしました。
さらに、自分が短時間で成功しないで良い状態でいることを感謝し、自分のペースで成果を上げていくようにしたのです。
加えて、どれだけ成長したかを実感できるように、過去の自分と今の自分をくらべることを目的とした簡単なメモを毎日しておきました。
そうすると、なかなか気が付かない自分の成長の確認ができるようになったのです。
いま、自分がどこまで来ているのかがわかって、とても気が楽になりました。
まとめ
・置かれた状況が違う人同士の結果を比べても、優劣はつけられません。
・また、置かれた状況によってゴールへ到達しなければならない期限も異なってきます。
・自分の成長を確認するには、昨日の自分と比べるようにしましょう。
僕のダメダメな過去を結構赤裸々に書いてしまい、ちょっと赤面ものです。
でも、こうして恥ずかしい過去を話せるようになったのも僕の成長の一部だと思います。
インターネットビジネスを始めてすぐは、何かと戸惑うことも多く起こります。
結果、心が折れやすく、諦めてしまいやすくなっているとは思います。
が、続けていれば僕のように笑い話として紹介できるようになります。
諦めずに少しずつ継続していき、少しずつ成長していきましょう。
そうすれば、あの頃のだめだった自分を懐かしく思い返すことができるようになり、笑い話として他の人に話すことができるようになります。
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