インターネットビジネスを始めようといろいろ調べていると「95%の人がインターネットビジネスで失敗している」ということを耳にすることがあると思います。
本当にインターネットビジネスの成功率は5%しかないくらいに低いのでしょうか?
今回はインターネットビジネスの成功・失敗にまつわるお話をしていきたいと思います。
インターネットビジネスの失敗って何?
「インターネットビジネスの失敗」って何を指して「失敗」だと言っているのでしょうか?
それは、おそらくこのような状態のことでしょう。
インターネットビジネスを始めすぐの数日間は、希望と期待に燃えているでしょう。
自分のサイトを立ち上げ、やる気まんまんで記事を更新していきます。
そして大量のアクセスを予想しながら、期待に胸を膨らませて記事を見に来てくれて人の数を示すPVを確認します。
しかし現実は、そうはいきません。
なかなかアクセスが来ないことを思い知らされてしまいます。
もちろんアクセスが来ないために収益も上がりません。
他にも、
・どんな記事を書いたらいいのか
とか、
・記事作成に時間だけが過ぎていく
、というのも悩みも多いと思います。
もともと忙しい毎日の中から何かを犠牲にして数時間を確保して記事を更新しようとしていると思います。
が、今までまとまった文章を書いた経験が少ない人が大半でしょう。
そういった人が数時間で更新できる記事の数は結局限られたものになってしまいがちです。
そんな毎日が続いてしまうと、インターネットビジネスで稼いで成功してやろうという当初の強い思いはどんどんと薄らいでしまいますよね。
「やっぱりそんなに現実甘くないな」とか、「インターネットビジネス稼ぐなんて無理なんだ」という思いにも襲われます。
やがては「どうせやったって無駄なんだ」という諦めに変わってしまい、記事の更新をすることを辞めてしまう。
こうしてインターネットビジネスを失敗した人がまた一人生まれるわけです。
95%の人がインターネットビジネスに失敗している理由
大なり小なり違いはあるかもしれませんが、「インターネットビジネスの失敗」パターンはこういったものでしょう。
逆に、こうやって分析してみると「インターネットビジネスの失敗」がどういうものか、一目瞭然です。
そうなのです、「インターネットビジネスの失敗」はズバリ「諦めること」なのです。
「95%の人がインターネットビジネスで失敗する」ということを言葉を変えて表現すれば、「95%の人がインターネットビジネスで成功する前に諦めてしまう」といえるということです。
インターネットビジネスで失敗しないために
ぼくは物事の失敗には2種類あると思っています。
一つは単純な成功と失敗の失敗。
たとえば、ボールを投げてを的に当てたりとか、魚を釣ったりとか。
テストで落第点を取るという行為もこちらに分類されると思います。
つまり、成功率を上げることはできるけど、勝率10割には出来ない行為に関する「失敗」です。
もう一つは一度成功させることができたら、まず二度と失敗しない様になる失敗。
例えば歩くこと、自転車に乗ること、言葉を話すこと。
つまり、一度成功させたあとは、まず失敗をすることがなくなる類の行動。
このような行動に対して、まだできるようになっていない「失敗」です。
例えば赤ちゃんが経って歩くまでに
人間は生まれてすぐに二本の足で立って歩くわけではありません。
手足を動かす程度しかできなかったのが、ハイハイをするようになり、つかまり立ちをし始め、ついには歩くようになります。
では、赤ん坊がハイハイをしていたところから立ち上がって、二本足で歩くようになれるまで、いったいどのくらいの期間がかかるでしょうか?
ほぼ例外なく数日や数週間程度の時間でできるようにはならないと思います。
立ち上がろうとして転び、また立ち上がろうとして転び、何百回も失敗を繰り返します。
何度も挑戦していく中で、うまくいった成功の感覚を心の中に刻むと同時に、体が歩くだけの筋肉をつけた結果、人は誰でも立ち上がって歩くことができるようになります。
インターネットビジネスで成功するというのも全くこの過程に似ています。
周りの人でインターネットビジネスで成功している人はほとんどいないのが現実だと思います。
つまり誰もキチンと教えてくれないような環境で、新しいことにチャレンジしているわけです。
そんな状況で成功させようと思ったら、一体どれぐらい失敗しないと駄目でしょうか?
赤ん坊が歩けるようになるまでのことを考えれば、その答えは容易に想像がつくでしょう。
そして一度歩くことを覚えた赤ん坊が、二度とハイハイをする状態に戻ることがないのと同様に、一度インターネットビジネスで稼げることを覚えてしまえば、二度と稼げない状態に戻ることはありません。
成功するまでやり続ければ失敗はしない
成功するまで続ければ、失敗することはありません。
これは真理ではありますが、物によってはそれがかなわないこともあります。
時間制限があるようなもの、特にスポーツなどで成功するには、ある程度までの年齢までにそのレベルに達していないと決して成功することはないでしょう。
また、体力的な障害があるという点ではビジネスもそう何度も失敗ばかりしていられないものの一つになるかと思います。
起業するために必要な資金がかかるという点から、何度も失敗していては経済的体力が持たない、というのが理由です。
しかしインターネットビジネスには、大きなメリットの一つである失敗の期間が長くても続けられるという点があります。
他のビジネスに比べれば、恐ろしいくらいに少額の資金で始められ、経費もほとんどかかりません。
ですので、あなたの気力さえ持つのであれば、5年かかろうが10年かかろうが構いません。
それだけ時間がかかったとしても、成功しさえすれば、それで成功者なのです。
そして一度成功者になってしまうと、二度と失敗することはなくなるのです。
まとめ
・「ネットビジネスでの成功者は5%」は誤解を生む表現といえます。失敗した95%の人たちは諦めてしまっただけ。
・失敗には「失敗したら終わり」の失敗と「やり直しの効く」失敗の2種類あることを理解しましょう。
・やり直しが効いて、成功するまで続けられるのがネットビジネスの特徴の一つです。
インターネットビジネスで失敗をする95%の人が、どうして失敗してしまったかが分かったと思います
インターネットビジネスにおいて失敗というのは諦めること。諦めさえしなければ失敗ではありません。
しかも成功を目指してコツコツとマイペースで進むことができるというのが、インターネットビジネスなのです。
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