アドセンスブログを実践していく上でSEO対策はとても大切です。

とはいっても、SEO対策って何?と戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか?

SEOについてとってもざっくりと、簡単に説明すると

「GoogleやYahooの検索した場合に、サイトやページを検索結果の上位に表示させること」

をいいます。

実際は、詳しく話し出すと本が書けてしまうほどなんですが、何かを検索したときにでてくる結果で、どうやったら最初の方に表示させられるか、ということです。

これがなぜ大切かといえば、ネット検索したときのことを思い出すと、一目瞭然ですよね。

参考に開いてみるのは、一番最初に表示されたサイトから良くて3つくらいまででしょうか。

まぁ、これは人によって異なるとは思いますが、間違っても5ページ目、10ページ目に出ているサイトまで目を通している人は、まずいないと思います。

SEOの大切さがわかった今、どうしたら効率よくSEO対策ができるのか、という疑問が出くるでしょう。

実は WordPress のプラグインにはこのSEO対策をたった一つで総合的に最適化してくれるすぐれモノがあるのです。

その名も「All in one SEO Pack」

今回はそのプラグインについて、簡単な設定方法を解説していきましょう。

All in One SEO Packのインストール

1. プラグインの新規追加より「All in one SEO Pack」を検索します。

2. 検索結果より「今すぐインストール」をクリックしてWordpressにインストールします。

3. インストールが終わると「今すぐインストール」が「有効化」と変わりますので、その「有効化」をクリックします。

4. インストールが完了すると、Wordpressの左一覧に「All in One SEO Pack」の選択肢が表示されます。

All in One SEO Packの設定の方法

インストールが終了したら次は設定を変更します。

左一覧にある「All in One SEO Pack」をクリックして、「一般設定」をクリックします。

設定変更の項目が多いので、ひとつずつ説明します。

一般設定

一般設定で設定したいのは以下の3つです。

・Canonical URL

・ページネーションをCanonical URLにしない

・Schema.org マークアップを使用

この3つにチェックを付けてください。

理由が知りたい方に対して、簡単に説明しますと3つの設定をすることで以下のような効果が得られます。

・Canonical URL:重複コンテンツと判断されることの防止

・ページネーションをCanonical URLにしない:アーカイブや検索結果など、分割表示されるページのCanonical URLを1ページ目のURLに統一し、重複コンテンツと判断されることの防止

・Schema.org マークアップを使用:schema.org(スキーマ)の構造化データのコード出力

ホームページ設定

ここの設定ではホームページのメイントップページに関することを設定します。

・ホームページタイトル
サイトやブログの題名を入力します。
ここに入力したものが、検索結果として表示されるようになります。
検索エンジンで表示されるのはだいたい32文字程度ですので、31文字以内にまとめるようにしましょう。

・ホームディスクリプション
サイトやブログの紹介文です。
ここに入力したものが、検索結果として表示されるようになります。

・ホームキーワード
ここに自分のサイトやブログを上位表示させたいキーワードを入力します。
5つ程度のキーワードを入力するようにしましょう。

タイトル設定

タイトル設定は個別の記事を投稿するときに、一つ一つ設定していきます。

ここでは「タイトルを書き換える」が「有効」になっていることだけを確認しておいてください。

また、「404エラーのタイトルフォーマット」は探した検索キーワードで該当するものがなかったときの表示文句になります。
気になる方は、

「%request_words% に該当する記事はありません」

などに変えておくといいでしょう。

カスタム投稿タイプ & 表示設定

こちら2つの設定はデフォルトより変更する必要はありません。

ウェブマスター認証

この設定でGoogleサーチコンソール、Bingウェブマスターツールに登録する事ができます。

詳しくは「Googleサーチコンソールの使い方」、「Bingウェブマスターツールの使い方」で解説します。

まだタグ(コード)を取得していないのであれば、ここはそのままにして、取得後に設定しましょう。

Google設定

Google+、Googleアナリティクスの設定を行います。

Google+を利用している方は、Google+のプロフィールURLをGoogle+デフォルトプロフィールに入力します。

GoogleアナリティクスのトラッキングIDをGoogleアナリティクスIDに入力します。

Googleアナリティクスに関する詳細はこちらの記事で解説していますので、参考にしてください。

Noindex設定

Noindexとは検索エンジンの検索結果に表示しないようにすることをいいます。

なぜそのような設定が重要かというと、メインの投稿・固定ページの記事を検索エンジンでの検索結果として、上位表示しやすくしたほうがよく、そのためにカテゴリー・タグなどのメインでないページ検索結果として表示されないよう、「noindex」に設定しておくことがおすすめなのです。

例えば、あなたが検索エンジンで解決方法を探している場合、ブログのカテゴリー・タグのページが検索結果に表示されたらクリックして確認しますか?
それより記事詳細ページが最初に表示された方が記事本文を読む確率が高くなりますよね。

「カテゴリー、タグ、日付別アーカイブ、投稿者アーカイブ、検索結果、404ページ」等のページは本来、記事を整理して、利用者が探している情報を見つけやすくする目的で用意していると思います。
検索エンジンからの訪問者が最初に見るべきページではありませんよね。

ですから検索結果に表示されないようにNoindexにしておいたほうがいいのです。

設定の方法は、「NOINDEXをデフォルト」と「NOFOLLOWをデフォルト」の部分には全くチェックを入れる必要はありません。

一方で、その下の「noindexにする」に関した設定はすべてにチェックを入れておいてください。

詳細設定

詳細設定では「ディスクリプションを自動生成」と「ページ区切りつきページの説明を削除」にチェックを入れておいてください。

「ディスクリプションを自動生成」とはディスクリプション(説明文)のメタタグを生成する際に、記事本文または抜粋からテキストを自動的に取得する機能です。

「ページ区切りつきページの説明を削除」はアーカイブや検索結果のページなど、分割表示される2ページ目以降からディスクリプションのメタタグを削除する機能です。

キーワード設定

キーワード設定では「キーワードの使用」が有効になっていて、残りの下3つがすべてチェックが入っていない設定にしましょう。

記事毎にこの設定によってキーワードを自分で決定することができるようになります。

個別記事の設定方法について

「タイトル設定」で言ったように記事一つ一つでタイトルなどの設定をしていきましょう。

これによって更によりよいSEO対策ができることになります。

記事の下に「All in One SEO Pack」の項目が出ています。

「タイトル」「ディスクリプション」「キーワード」を入力しましょう。

・タイトル
記事の題名を入力します。
ここに入力したものが、検索結果として表示されるようになります。
検索エンジンで表示されるのはだいたい32文字程度ですので、31文字以内にまとめるようにしましょう。

・ディスクリプション
この記事ページの紹介文です。
ここに入力したものが、検索結果として表示されるようになります。

・キーワード
ここにこの記事を上位表示させたいキーワードを入力します。
5つ程度のキーワードを入力するようにしましょう。

「タイトル」「ディスクリプション」で入力したものが、検索結果としてどのように表示されるかが「プレビュー」の部分で確認できます。